2020年、京都循環経済研究所の活動も2年目になります。みなさまの変わらぬご支援・ご協力をお願いします。
京都循環経済研究所がとりあげるべき学習課題や調査研究課題はあれもこれもと多々ありますが、ひきつづき出来ることを確実にという現実路線で活動を積み上げていくようにしたいと思います。
さしあたって以下のようなテーマでの調査研究活動をすすめたいと思います。
1 プラスチック問題について
プラスチック問題は気候危機の問題とともに現代の環境問題のトップテーマです。プラスチックによる海洋汚染をはじめとした現実をふまえて、プラスチックごみの発生抑制、その処理方法など「循環経済」の視点からとりあげてみることにします。
2 LEDのリサイクルについて
2019年、「LEDのリサイクルの可能性を探る」調査研究をすすめました。その成果を整理し、情報提供をすすめながら、必要な追加調査を行います。
3 電池について <新規>
くらしのなかでさまざまな電池が使われています。乾電池、充電式電池、ボタン電池、リチウムイオン電池など、それぞれについて正しい知識を身につけながら適正処理のための課題を探ることにします。
研究所の情報発信の方法としては、「循環経済」の発行を継続するとともに、新設されたホームページを活用するようにします。
「循環経済」はひきつづき「手配り新聞」として発行していきますが、発行頻度、編集内容については、ホームページとの関係も考慮し、よく検討することにします。
ホームページでは、当面、イベント情報などの「お知らせ」と、各種レポート等の記録保存につとめることにします。
事務所運営については、ひきつづき蛍光管リサイクル協会、レイチェル・カーソン日本協会関西フォーラムとの共同事務所として有効活用できるようにつとめます。賛助会員のみなさまには、ひきつづき活動をささえていただきますようお願いいたします。