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バイバイ原発3・12きょうと

「バイバイ原発3・12きょうと」について

 

バイバイ原発きょうと実行委員会

 

毎年、「3・11」(東日本大震災)の前後に開催してきました「バイバイ原発きょうと」の行事につきましては、今年度は、コロナの感染対策をとりながら、下記により実施します。

3月2日の実行委員会では、コロナ感染拡大の状況をふまえ、

入場者制限を行う(800名を想定)

デモ行進については見合わせる

など、企画を一部変更しました。

また、同実行委員会において「ロシアのウクライナへの軍事侵攻に抗議し、即時撤退を求める」決議(別掲)を行いましたので、あわせてお知らせします。

 

「バイバイ原発3・12きょうと」企画要綱

 

●名称 バイバイ原発3・12きょうと

●主催 バイバイ原発きょうと実行委員会

●日時 2022年3月12日(土)  

●場所 円山音楽堂

●定員 800名

●プログラム

午後1時 開場 

     オープニング企画 京都うたごえ協議会

午後1時20分 開会準備 

午後1時28分 司会、マイクへ <司会>下村委津子    ※手話通訳つき

        黙祷

午後1時30分 開会 

・主催者あいさつ <担当:吉永剛志>   

・政党代表紹介 出席政党代表、国会議員について舞台にすわってもらい、紹介する

・メッセージ紹介 当日配布プログラムに掲載していることを紹介する

・ゲスト講演 福島の放射能汚染と福島原発の後始末

      講師 今中哲二(京都大学複合原子力科学研究所研究員)  

・カンパの訴え  

・報告・スピーチ

1 老朽原発廃炉から原発ゼロへ

報告 石地優(福井県若狭町在住)             

※中嶌哲演(原発設置反対小浜市民の会、明通寺住職)体調不良のため交代 

2 福島の小児甲状腺がんは、やっぱり原発事故で増えていた     

報告 宗川吉汪(原発ゼロをめざす左京の会)  

 11年目の避難者と裁判で勝ち取るもの             

      報告 原発賠償京都訴訟原告団

4 脱石炭・脱原発で気候危機打開を                

      報告 田中 曙(南区・気候危機アクティビスト)

・集会決議   決議案<別記> 提案者:<原木とし子 >

・閉会

 

デモ行進 今回は見合わせる

 

バイバイ原発3・12きょうと決議<案>

福島原発事故から11年。私たちは思いを新たにして以下の決議をいたします。

一、  福島原発事故によって奪われた暮らし・健康・環境・地域社会を国と東京電力に償わせよう。

一、  政府・東京電力に福島原発放射能汚染水の海洋放出をやめさせよう。

一、  東京電力刑事裁判、東京高裁で勝利し、福島原発事故の刑事責任を東電旧経営陣にとらせよう。

一、  地震列島・日本、高浜原発などの老朽原発をはじめ、すべての原発の再稼働をやめさせよう。

一、  原発推進は直面する気候危機打開に百害あって一利なし。省エネと再生可能エネルギーで気候危機を打開しよう。 

一、  脱原発社会を一日も早く実現しよう。

 

 「ロシアのウクライナへの軍事侵攻に抗議し、即時撤退を求める」決議 

 

チェルノブイリ原発事故後、子どもたちの健康被害に対して、ウクライナ政府は学校給食食材の海外調達、長期保養、また30km圏内の原則立入禁止の継続などの施策を行ってきました。国民の健康と生命を守ろうとの施策は、日本政府の福島県等への施策と大きく違います。

また、ウクライナは、15基の原発をはじめ多数の原子力関連施設をもつ、ヨーロッパ有数の原発大国です。

ロシア政府・軍は、このウクライナに侵攻し、チェルノブイリ原発を占拠し、首都キエフ制圧の担保としました。それにより地中の放射能が舞い上り、放射能量が上がったといわれています。立入禁止区域を通ってきたロシア軍兵士のヒバクは確実です。

「平和利用」との名で進められてきた原発がひとたび戦争となれば軍事標的となることが如実に示されました。

私たちは、今回の戦闘で原子力施設が危険にさらされることがないことを願います。

いかなる理屈を言おうと戦争は許されません。京都市の姉妹都市・キエフの惨状は、チェルノブイリ原発事故がおきた1986年4月26日後のキエフの惨状と重なります。

私たちは、ロシア政府・軍がただちにウクライナから撤退することを強く求めます。

 

2022年3月2日

 

バイバイ原発きょうと実行委員会

 

 

※この件についての連絡先

 

バイバイ原発きょうと実行委員会 TEL075-255-2503