あけましておめでとうございます
2023年1月1日
京都循環経済研究所所長 原 強
2022年「今年の漢字」は「戦」だったということです。ウクライナの戦争、新型コロナウイルスとの戦いなどを象徴するものだったといえます。
京都循環経済研究所のこの1年の活動をふりかえってみると・・・。
1 「気候変動」「プラスチック」を軸に調査研究
調査研究のテーマは「気候変動対策とエネルギーシフト」「プラスチック問題と循環型社会形成」でした。「気候変動」についてはCOP26からCOP27への動きとあわせて岸田内閣の動きを、「プラスチック」については「プラスチック資源循環促進法」施行の動きなどを追いかけてきました。
2 「循環経済」の継続発行
情報発信のツール「循環経済」は第106号から第142号まで継続発行してきました。「継続は力」ということを実感しています。何かのときにバックナンバーをみればヒントが見つかります。
3 蛍光管リサイクル協会の解散
残念なことでしたが、蛍光管リサイクル協会は5月に解散総会をもち、「解散」を決議しました。その後、解散にともなう清算業務を続けてきましたが、年が明けて最終的な「清算業務結了」の登記を行うことになります。
4 レイチェル・カーソン日本協会関西フォーラムの活動継続
京都循環経済研究所を連絡先にしてきたレイチェル・カーソン日本協会関西フォーラムは『沈黙の春』出版60年記念の年ということで活動を継続しています。
5 これまでの活動のまとめ作業着手
3月に事務所を退去することが決まり、これまでの活動のまとめを行うことが必要になり、「循環経済」の特別号の編集・発行などの作業をすすめました。
2023年 3つの目標
新しくむかえた2023年、京都循環経済研究所は、3月の事務所退去にともない、おかれた条件が大きく変わります。このなかで、次の「3つの目標」をかかげて活動を続けます。
1 これまでの活動の成果を見える化する
・「研究所年報2023」の編集・発行
・4年ほどの活動をまとめた報告書の作成
・「循環経済」は150号の発行を当面の目標に
2 事務所の退去・移転作業を確実に
・3月末の事務所の退去にともなう実務対応
3 新しい活動スタイルを作り上げる
・新しいメールアドレスをもとに連絡体制の再構築
・「循環経済」のメールマガジン化の検討
・ホームページの充実